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迷惑なモンスター社員の行く末は ⇒ スカッとする話

 

最近、話題のモンスター社員。
困っている管理職は、多いのではないでしょうか?
ちょっと注意しただけで『それって、パワハラです!』と言ってくるし、
かと言って、口出しせずに仕事ぶりを静観していると『課長が何も教えてくれません』
と騒ぎ出すし、奴らは何をしたいのか?
訳が分かりません。
このままだと、お客さんに迷惑が掛かるし、会社の信用にも傷がつくし、何とかしないといけません。

そうそう、申し遅れました。ボクは木村と申します。
入社15年目で、営業部の課長をしています。
入社2年目の若手が部下にいるんだけど、こいつがあまりにもヤバイ奴なので、皆さんに聞いてほしい。

ある日、お客さんからもの凄いクレームが来ました。
その原因が・・・


木村:明日は、お客さんに謝罪に行くからな
矢場井:あのお客さん、怒ってましたよね~
木村:そりゃ、そうだろ
矢場井:あんなに怒ることないですよね
木村:なにを言ってるんだよ
木村:パソコン100台納品する時に、お前の不注意で20台も壊したんだろう
矢場井:だって、しようがないですよ
矢場井:重たかったんだから、階段で落としちゃってもしようがないですよ
木村:お前、少しは反省しろよ
矢場井:すぐ怒るんだから
矢場井:それってパワハラですよ
矢場井:そんなことやってると、会社クビになりますよ
木村:あのな、これぐらいじゃクビになるわけないだろう?
矢場井:今回の件は、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ
矢場井:なんとかなりますから

こいつは、自分がお客さんに迷惑かけたことを悪びれもせず、こんな調子です。
全く反省していないので驚いたんだけど、時間が経てば、自分がやらかしたことに
気付くだろうと思ったので、様子を見ていました。
ところが・・・

木村:クレーム処理の報告書はできたか?
矢場井:え~なんですか?それ
木村:まずは、お客さんに経緯を説明する必要があるから、報告書を作れって言ったよね?
矢場井:そんなの木村さんが作って下さいよ
木村:はあ?なに言ってんだよ
木村:お前が担当しているお客さんのクレームだろ?
木村:まずは、自分で作れよ。
木村:資料ができたら、目を通すから見せてくれって言ったよな?
矢場井:そうでしたっけ?
矢場井:だって、木村さんってボクの上司じゃないですか
矢場井:そんなの上司が作るのが常識でしょ
木村:あのな、自分でクレームの内容を理解して、
   お客さんにキチンと説明して、謝罪をするのは当然のことだろ
矢場井:またパワハラですよ
木村:違うだろ!
矢場井:とにかく、報告書は木村さんが作って下さいよ
木村:俺の言ってる意味が、まだ分からないのか?
矢場井:分かってますよ、ボクは話すのが得意だから、お客さんの前ではキチンと話しますから
矢場井:それとさっき、とりあえずメールで謝っておきました
木村:おいおい、そうじゃないだろう
矢場井:即メールしたから大丈夫ですよ
矢場井:わざわざ、謝りに行かなくたって、メールしておけば充分ですよ
木村:そんな勝手なことするなよ。誰がそんなことしろって言ったんだ?
木村:それじゃ相手に誠意が伝わらないんだよ
木村:おまえ、いい加減にしろよ・・・


矢場井は、いつまで経っても事の重大さが分からないようで、ホントどうしようもない奴です。
実は、矢場井は、うちの会社の専務の親戚で、コネ入社なんです。
それをいいことに、周囲を馬鹿にするような態度をいつも取っています。

そして、謝罪しに行く当日のことです。

矢場井が、出社して来なかったので、連絡しました。

木村:今日、謝罪に行く日だけど、どうして会社に来ないんだ?
矢場井:今日、具合が悪んで休みます
木村:どうしたんだ?
矢場井:頭が痛くて・・・
木村:そうか、じゃあ病院に行ってしっかり治せよ
矢場井:病院行くほどじゃないんですけど
木村:じゃあ、会社に来れるだろ
木村:今日は謝罪に行く日だし
矢場井:でもお腹も痛くなってきたし、休みます
木村:お前、ホントに病気なのか?
矢場井:ボクのことが信用できないんですか?
矢場井:悲しいな~
木村:お前、ホントにいい加減にしろよ
矢場井:またパワハラするんですか?
矢場井:木村さん、もうクビですよ
木村:あのな・・・これくらいで、クビになるかよ
矢場井:専務に言いつけますからね。覚悟しておいて下さい
木村:お前な・・・勝手にしろよ


矢場井のせいで、社内は、お客さんからのクレームの電話で、嵐のようでした。
電話を受けた事務の女性陣は、
怒られっぱなし。

矢場井は、女性陣からもヒンシュクを買う始末だった。
お客さんには、ボクが丁重に謝罪をして、何とか許してもらえました。

2日後、矢場井は何事も無かったようにシレッと出社してきました。
そして、ボクに言ったのです。

矢場井:木村さん、もうクビですよ
木村:はあ?お前なに言ってんだよ
矢場井:だって、ボクにパワハラしたじゃないですか
木村:お前、自分の状況が分かってないようだな
矢場井:なんですか?

昨日、矢場井の親戚の専務が、クビになったのだ。
専務は、毎晩のように取引先の女部長を接待すると言っては、銀座の高級料理店に行っていた。
取引先の女部長に贈り物と言って、高級ジュエリーをプレゼントしたり、過剰な接待をしていた。
実は、この役員が女部長とデキていて、会社の経費を横領していたのだ。
この件が、会社にバレて専務はクビになり、会社から訴えられる始末。
こんな男の親戚なら、こんな矢場井みたいな奴がいても当然か・・・。

そして、専務がクビになったことを知って、矢場井は青ざめていました。

木村:お前、みんなにどれだけ迷惑掛けたのか、分かってるのか?
木村:ウソまでついて・・・
矢場井:本当にすみませんでした
木村:お前が仮病で休んだ日、みんな大変だったんだぞ
木村:事務の女性陣は、すごくお客さんから怒られてさ
木村:ちゃんと、みんなに謝っておいた方がいいぞ
矢場井:木村さん、一緒に謝って下さい
木村:なんで、俺が一緒に謝らなきゃいけないんだよ
木村:自分のことは自分でケジメをつけろよ
矢場井:そんな~お願いしますよ
木村:みんな、すごく怒っているから、早く謝った方がいいぞ
木村:それとうちの社長も激怒してたぞ
矢場井:えっ、そうなんですか?
木村:当たり前だろう
矢場井:ボクはクビになるんでしょうか?
木村:さあ?それは俺が決めることじゃないけど
矢場井:もう助けて下さいよ~

今回の件で、矢場井は社内で居場所がなくなり、自分から会社を辞めていきました。
あんな甘ったれのモンスター社員なので、未だに就職先が決まっていないようです。
当然ですよね・・・。
やっぱり、仕事は誠意をもってやらないといけないですよね。

2020年5月3日

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