
50歳サラリーマンが考えること
サラリーマンが50歳になるとこれから先のことで不安になることが多い。
出世コースに乗って役員になったり、起業して成功を収めた人は別だが、
そうなれない人がほとんどだろう。
出世できなかったからといっても負け犬じゃない。
会社なんて人間が作ったものだから、経営者に好かれた人が出世することもある。
能力と出世は別物。
悲観することはない。
それではサラリーマンが50歳になった時、これから先の人生をどう過ごすのか?
考えたい。
自分の好きなこと考えてみよう
50歳のサラリーマンなら約30年間の社会人経験があるだろう。
酸いも甘いも知り尽くした人生のベテランだ。
自分のやってきた仕事だけを『自分のキャリア』と考える人が多いかもしれないけど、
自分の趣味で他人よりも詳しいことだって、自分のキャリアと考えてもいいと思う。
趣味のことを考えている時間は楽しい。
好きでやっていることだから当然なんだろうけど、仕事の嫌なことを忘れて趣味に没頭する時間は最高だ。
これって仕事にできたらいいな・・・。
そういう発想を持ってもいいと思う。
収入=会社の給料?
サラリーマンの収入って=会社の給料?
確かに会社でしか働かないならそうなるでしょう。
自分もそうだけど、50歳になって先行きが不安になるのは収入が会社の給料しかないからです。
ここを変えていかないと不安は取り除けない。
ある時、私のテニス友達が言っていました。
『会社の評価がBでCでもボーナスなんて10万円位しか変わらない。そんなことでイライラするより笑って生きたい』
その人は、30歳代の頃から不動産投資の勉強をして、今は中小企業でサラリーマンをしながら
賃貸収入を得ています。毎月100万円以上家賃収入があるそうです。
これからは、会社の給料以外で自分の好きなことや興味があることで副収入を得ることが大切です。
自分の棚卸しから始めよう!
まずは、自分の棚卸しをしてみましょう。
会社の仕事上の経験でもOKですし、それ以外の趣味や経験で他人よりも詳しいものや人脈があるものがあれば、
それはあなたの『副業の商材』になります。
週末の時間を使って、自分自身を客観的に見ることが重要です。
誰にでもきっと他人に喜ばれるものを持っているはずです。
自分の好きなことで副業を考えましょう
私は39歳からテニスを始めて12年になります。
好きなことには、とことん情熱を燃やすタイプで毎週テニスをしています。
テニスってテレビで取り上げられるのは、シングルスばかりですが、実はテニススクールではダブルスのレッスンばかりなんです。
テニススクールのコートの数やコーチの数で、生徒に効率よくレッスンするにはダブルスがいいのです。
シングルスはゲームをやるのに2人しかコートでプレーしないけど、ダブルスは4人でプレーします。
テニススクールの限られたリソースで、90分のレッスンで収益を上げるにはダブルスがいいのです。
生徒は数多くボールを打つことができるので、満足度が上がります。
他人に喜ばれる副業を考えましょう
しかし、意外と多いのがダブルスではなく、シングルスをやりたいという需要でした。
スクールではダブルスありきのレッスンばかりで大して試合もできない。
相手とラリーを続けられるようにするためのレッスンばかりです。
本来テニスは、相手がボールを取れないように、打ち難いボールを返球して得点を重ねるスポーツです。
❝ストレス発散できればOKというスクール派❞と❝試合をやりたい派❞ で意見が分かれるところですが、
需要が分かれています。
『大好きなテニスで、他人に喜んでもらえるようになりたい。』
しかも私もシングルスをやりたい人なので、シングルスの練習や試合をやる場の提供を考えました。
集まった人達が言っていたのは、
『ダブルスはペアの人に気を遣うから嫌だ』
『シングルスは全てのプレーを自分で完結するからそれが良い』等々。
私も同じ考えだったので、『こう言う人達の需要に答えて喜んでもらえるならそれはハッピーなこと!』と考えるようになりました。
コートを予約したり、ボールを購入したり、練習を開催するために必要な人数を集めたりするので、
手間賃程度の収入ですが貰っています。
他人に喜んでもらえて収入を得る。
これって素晴らしいことですよね!
まとめ
結論を言うと50歳代のサラリーマンは、これからの時代、副業をやった方が良いでしょう。
この先、年を重ねるごとに会社の給料が下がる可能性がある世代なので、そうなる前に副業を始めて、
楽しい人生を考えた方がいいでしょう。
そして、副業をやるならこれを実践することがお勧めです。
50歳以上のサラリーマンの皆さん、まだまだ人生これからです。
お互いに頑張りましょう!
副業を始めるためのポイント
- 自分の棚卸しをする
- 他人より詳しいこと得意なことを考える
- 自分の好きなことを副業にする
- 長く続けられることを選ぶ(好きなことなら続けられますよね)
- 他人が喜ぶこと(相手にメリットがある)を副業にする